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2017年12月のトピックス ここが怖い“糖尿病”

写真糖尿病は他人事、そう思っていませんか? しかし、全国で糖尿病が強く疑われる人は約1,000万人、糖尿病の可能性を否定できない人は約1,000万人、合計約2,000万人が糖尿病かその予備群です。つまり、日本人の約6人に1人は糖尿病の可能性があるというわけです(厚生労働省「平成28年 国民健康・栄養調査」)。今回は、糖尿病とその合併症について、原因・予防法をご紹介します。

■ 糖尿病とは

血糖(血液中のブドウ糖)は、体内で主にエネルギーとして利用されますが、血糖を下げる唯一のホルモンであるインスリンの働きが不足すると、血糖量をうまくコントロールできなくなり、血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が高くなります(高血糖)。高血糖状態が慢性化したのが糖尿病です。

■ 糖尿病の原因

糖尿病には、大きく分けて1型糖尿病と2型糖尿病、そのほかに別の病気が原因で起こる糖尿病、妊娠糖尿病の4つがあります。日本人の9割は2型糖尿病とされています。

2型糖尿病は、本来インスリンの働きが正常だったにもかかわらず、食べすぎや運動不足などの悪い生活習慣などが影響して発症します。

■ 糖尿病が招く、怖い「合併症」

糖尿病は、治療によって血糖コントロールができていれば、完治しないまでも、健康な人と変わらない生活ができる病気です。しかし、「症状がないから大丈夫」と高血糖を放っておくと、全身の血管が徐々に傷つき、失明や腎不全、足の切断などのほか、死に至る病気などの怖ろしい「合併症」を引き起こします。

○糖尿病の合併症

三大合併症
(細い血管が傷つく)
動脈硬化による病気
(太い血管が傷つく)
・糖尿病網膜症
網膜の血管が傷つき、「失明」することもある。途中失明原因の第2位。
・脳卒中
糖尿病でない人に比べ危険性が約2~4倍。
・糖尿病腎症
腎臓の血管が傷つき、老廃物が排泄されなくなり(腎不全)、「透析治療」が必要になることもある。透析原因の第1位。
・心臓病
糖尿病でない人に比べ危険性が約3倍。
・糖尿病神経障害
末梢神経が傷つき、体中に痛みや感覚麻痺が現れる。「感覚がなくなる」ことで、ケガが潰瘍・壊疽に進行しやすく、壊疽部分の「切断」を余儀なくされる。糖尿病による足切断は、外傷以外で下肢切断原因の第1位。
・閉塞性動脈硬化症
「足の切断」に至ることもある。

■ がんや認知症、歯周病も合併症?!

糖尿病の人は、そうでない人に比べてがんになる危険性が高いことが報告されています。そのメカニズムは不明な点も多いのですが、糖尿病になるとインスリンの働きが悪くなるため、すい臓がたくさんインスリンを出します。インスリンは細胞を成長・増殖させるホルモンなので、がん細胞の増殖を刺激してしまうのではないかと考えられています。

また、高齢の糖尿病患者さんでは、高血糖で脳の神経がダメージを受けることでアルツハイマー型認知症に、脳の血管が傷ついて血流が滞ることで血管性認知症になりやすいことが明らかになっています。そのほか、糖尿病の影響は歯ぐきの血管にも及び、歯周病の発症と悪化を招きます。

■ 早期の発見と治療で糖尿病の重症化を予防

糖尿病はかなり進行するまで自覚症状はありません。そのため糖尿病の予防や早期発見には、健診を定期的に受けることが重要です。

 
 
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