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2016年9月のトピックス 座りっぱなしが万病を引き寄せる?!

写真仕事はデスクワーク、移動は車、家でもネット閲覧……そうして1日の大半を座ってすごしていませんか? 座りっぱなし(身体不活動)は、生活習慣病やメンタルヘルスの不調を招くことがわかってきました。今回は、体を動かす生活へシフトするコツをご紹介します。

■ 筋肉を動かして健康に

最近の研究により、座りすぎは肩こりや首の痛み・腰痛以外にも、肥満や糖尿病、心臓病、がん、うつ病、認知症などの病気の引き金になることがわかってきました。

筋肉を刺激すると、血流がよくなることに加え、動脈硬化を予防したり、脂肪の減少を促進したり、うつ病や認知症を予防したりするさまざまなホルモンが分泌されるといわれています。立つ、歩く、姿勢を維持したりといった日常動作を支える筋肉は、太腿の筋肉、お尻の筋肉、腹筋、背筋です。これら足腰の筋肉の体全体に占める割合は多いため、座ってばかりで足腰の筋肉が衰え、減少していくと、健康に悪影響が及ぶことは明らかです。

■ 立つ&歩くことを大切に

筋肉に刺激を与えるために、少なくとも1時間に1回、できれば30分に1回は立ち上がって動きましょう。このような日常生活でのちょっとした積み重ねが、心身の健康の維持・増進のために必要です。

○ あれもこれも体を動かすチャンス!

  • 駅やバス停での待ち時間や乗車中は、座らずに立つ
  • 仕事のミーティングなどは、電話や電子メールで済まさず、相手に直接話す
  • 雑用は人に任せず、自分でやる
  • 家電製品のリモコンを近くに置かない
  • テレビを見ながらスクワットする

■ 自分に合った運動を習慣に

意識的に体を動かせるようになったら、自分に合った運動を見つけてみませんか。もし、これといった運動がない場合は、いつでも、どこでも始められるウォーキングがおすすめです。継続的なウォーキングがもたらす運動効果は大きく、体のさまざまな機能を回復させ、心身を健康な状態にします。

○ 健康づくりの王様! ウォーキングに期待できる効果

  • 肥満の予防・解消
  • ストレス解消
  • 生活習慣病予防
  • 脳の老化予防
  • 骨粗しょう症対策

厚生労働省は1日8,000~10,000歩が望ましいとしていますが、日本人のほとんどが目標に届いていません。歩数計などで日常生活での歩数を測定し、少なかった人は今より1,000歩(時間にしてプラス10分)増やすことから始めてみましょう。

○ あなたは、いつ・どこで・誰とプラス10しますか?

職場で

□1日の仕事の中で歩く機会を増やしてプラス10

□ランチを少し離れたお店まで歩いてプラス10

地域で

□買い物をとなり町のスーパーマーケットまで歩いてプラス10

□家の近くの公園や運動施設を利用してプラス10

人々と

□休日に家族や友人と外出を楽しみながらプラス10

□家族や友人を散歩に誘ってプラス10

 
 
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