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2018年5月のトピックス あなたも危ない? “スマホ依存”

写真スマホ依存の傾向にある人は増加する一方です。依存者の年齢も幅広く、家族が困っているという話もよく耳にするようになりました。今後は、さらにスマホ依存は増えていき、それぞれの年代や属性に特有の問題を引き起こしていくことが危惧されます。今回は、スマホ依存の予防策、身近に依存者がいる場合の対処法などをご紹介します。

■ スマホの普及とライフスタイルの変化

スマートフォン(スマホ)の個人所有率は年々増加し、2016年で56.8%です。また、インターネットの利用状況を端末別・年齢階層別にみると、スマホは、13~49歳の各年齢層で7割以上が利用し、20~29歳では9割以上が利用しています(※1)。

スマホ移行後のライフスタイルの変化について聞いた調査では、移行後はネット利用が増える一方、テレビ、睡眠、勉強が減少しているという結果でした(※2)。

■ スマホ依存は気づきにくい

スマホは、仕事から趣味、地図の検索や買い物など、生活のあらゆる場面で利用できる大変便利なツールです。そのため、スマホ利用者は非利用者に比べてネットへの依存度が高い傾向があり(※2)、誰もがスマホ依存に陥る危険性があります。

近年、スマホゲーム依存の患者が急速に増えたといわれます。PCやテレビゲームであれば、職場や学校に行けない、部屋から出ないなどで家族、そして本人もが気づきやすいですが、スマホの場合、小型で持ち運びができ、外出先でもできるために、周囲も自分自身も気づきにくいのがやっかいなところです。

いつでもどこでもできることは、依存を助長する大きな要因です。もし、引きこもりなどがなくても、スマホの利用時間が増えたため、仕事や勉強、家事や育児がおろそかになるなど、日常生活に支障をきたすような “症状”が現れたら「依存」に陥っている恐れがあります。

あなた自身、周囲の人は、スマホ依存に陥っていませんか? 以下のテストでネットへの依存度をチェックできます。(利用機器には、パソコン、携帯電話、スマートフォン、ゲーム機などオンラインで使用するすべてを含みます。)

ネット依存のスクリーニングテスト
(出典)独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター

■ スマホ依存は気づきにくい

文部科学省は、「ちょっと待って! ケータイ&スマホ」(2014年版)でネット依存の危険性と予防策を以下のような内容で啓発しています。子どもに向けたものですが、大人の場合もまったく同じです。

【危険性】

  • 夜型を助長するケータイやスマホの過剰な使用は、睡眠不足につながり、生活のリズムを崩す。
  • 睡眠不足になると、授業に身が入らず、うつ状態になったり、食事がとれなくなる危険が高まる。

【予防策】

 ネットをしない時間を決め、生活にメリハリをつけよう!

一方、自分の意志だけではコントロールが効かなくなる場合があります。ネット依存症のひとつである、ネットゲームへの依存は、ゲームにより脳内に快楽を感じる神経伝達物質ドーパミンを大量に分泌させることが原因であることが分かってきています。快楽を得るためにその行動をせずにはいられなくなり、深みにはまります。アルコールや薬物への依存と本質は同じです。

自分でコントロールできない、家族がスマホ依存と感じているのに本人は否定しているなどの場合は、早めに公的な専門機関に相談しましょう。依存症は、自分の力だけで回復するのが難しいのが特徴のひとつです。相談先には、以下があります。ネット依存症には、今のところ治療薬はありません。少しずつ、ネットをする時間を減らす指導が行われます。

震災時には、スマホがあったおかげで大切な人とつながった、命が助かったという人もいました。生活を豊かにするのも、生活の質を下げるのも、スマホとの付き合い方次第です。今、スマホとの向き合い方を改めて考えてみませんか?

参考文献

※1
総務省:平成28年通信利用動向調査の結果
※2
橋本良明:スマートフォン利用と依存傾向―総務省情報通信政策研究所との共同研究から【速報版】,2013.
 
 
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