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2015年11月のトピックス もっと和食の魅力を知ろう

写真世界から和食が注目されているのをご存知ですか? しかし、私たち日本人が意外と和食について知らないもの。和食の歴史、特徴、知恵、心を知って、和食の魅力を日々の暮らしに活かすコツをご紹介します。

■ 和食の歴史

和食の基本である米は、インドや中国に起源があるといわれ、縄文時代に日本に伝来、弥生時代に稲作が広がったとされています。そして、日本独自の文化が花開く平安時代に、現代の和食の基本形である「一汁三菜」の原型ができます。

武士の時代になると、宗教、儀式、茶の湯などの文化から、精進料理、本膳料理、懐石料理といった和食の形式が誕生。そして江戸時代には、それまで上層階級のものだった和食が庶民階級にも普及。さまざまな和食の料理が生まれ、そば、にぎり寿司なども屋台などで気軽に楽しまれていたようです。明治時代以降は、西洋文化の導入とともに「和洋折衷」の料理が広がり、食生活の西洋化が進んできました。

■ 今、注目される和食

しかし、現代では糖分や動物性脂肪が多く、肥満や病気につながりやすい傾向があるとして、洋食が問題視されるようになり、ヘルシー料理としての和食が世界で注目されるようになりました。そして、ついに2013年12月、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

■ 和食がヘルシー料理といわれる理由

和食の基本形は、まず主食のごはんがあり、そして汁物(一汁)、おかず3品(主菜1品+副菜2品=三菜)です。「一汁三菜」の形で食べると自然と必要な栄養素をバランスよくとることができるのです。

主食
(ごはん・パン・麺など)
主に炭水化物(糖質)がとれ、頭や体を動かすのに欠かせないエネルギー源になります。
汁物 主菜・副菜では足りない栄養素を補います。
主菜
(魚・肉・卵料理など)
ボリュームのあるメインのおかず。丈夫な体をつくる良質なたんぱく質がとれます。
副菜
(野菜・きのこ、海藻料理など)
体の調子を整える栄養素であるビタミン、ミネラル、食物繊維などがとれます。

■ 和食を支えた先人の知恵

先人たちは、日本の風土を上手に利用しながら、食材を長く保存するための乾燥や発酵という知恵を生み出してきました。

乾燥させた食材(かつお節、煮干し、昆布、干ししいたけなど)から生まれた「だし」、微生物の力を利用して腐らせずに保存する発酵食品・調味料である、「みそ」「しょうゆ」「酒」「みりん」などは、どれも和食のベースとなるものです。

これらだしや発酵食品・調味料は、「和食ならではの味わい」を感じさせてくれます。その正体は「うま味」です。人間の4つの味覚「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」に並ぶ、第5の味覚「うま味」は、今や世界に知られるようになりました。

■ 和食が伝える心

日本には四季折々の年中行事があります。そこで食べられる行事食は、季節を感じ、季節の恵みに感謝して食べる機会であり、食べる人の健康や幸せを願ってつくられる料理です。

日本の豊かな旬の食材を使い、四季を感じるように工夫する「おもてなし」の心は、食べる人を思いやる気持ちを育みます。また、食べることは、いのちをもらうこと。食べ物が食卓に並ぶまでの、たくさんの人の働きに思いをはせ、手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」と言葉にすることは、食べ物を大切にする気持ち、すべての人に感謝する心を育てます。

先人たちの感謝の思いや知恵と工夫によって培われてきた豊かな和食文化。後世に大切に伝えていきたいものですね。

 
 
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