文字サイズ変更
さいたまこくほweb
  トップページ  
お知らせ
今月の医療と健康
国保連合会の紹介
医療保険のしくみ
国保Q&A
介護Q&A
介護サービス苦情相談
健康まもるくんランド
保険医療機関コーナー
健診等実施機関コーナー
介護事業者コーナー
障害者総合支援事業者コーナー
リンク
サイトマップ
 
トップページ >> 今月の医療と健康 >> トピックス
今月の医療と健康
トピックス
 
バックナンバーはこちらへ
2015年10月のトピックス “色のチカラ”を暮らしに活かそう

写真商談の日は紺色のスーツ、疲れたから元気になるオレンジや黄色の花を買って帰ろう…、日常生活で色を選んでいる場面はたくさんあるのに、色について考えたことはない人がほとんどでは? そこで、色が私たちの心理や行動に及ぼす影響の一端をご紹介します。

■ 色の心理的な効果

色の心理的、生理的側面への影響に関する研究は古くから行われていますが、いまだ科学的根拠がはっきりしない点が多くあります。

しかし、人間は赤から温かみを感じたり、緑を爽やかに感じたりします。それは、例えば自然の緑の中で心身が癒されたといった経験や知識、記憶が脳にインプットされて、色とイメージが結びついた「心理効果」です。

色が持つ一般的なイメージ(※1)

生命力、行動力、元気、攻撃、怒り
理性的、誠実、冷静、慎重、信頼感
明朗快活、希望、健康的、楽天的、好奇心
平等、安全、社会性、我慢強さ
ピンク 円満、依存、優しさ、甘え
神秘的、非現実的、優雅、高級感
潔白、純粋、理想、幸福、真実
重厚、力強さ、隠蔽、威圧、恐怖

■ 体と心に影響する色

① ダイエット効果

人間の五感の使用割合は、視覚87%、聴覚7%、触覚3%、嗅覚2%、味覚1%と、視覚が群を抜いて1位です。つまり、「おいしい」と感じた料理も、舌ではなく、おもに視覚により脳が感じているイメージといえます。

この効果を応用すれば、食欲を起こさない空間づくりをすることで、ダイエットに役立たせることも期待できます。一般には、赤やオレンジといった“暖色”は、食欲を増進させる効果があることが知られています。反対に、青系統の色の“寒色”は、涼しさや冷静さといった印象を与える色のため、食べ物と一緒に配置されると食欲を抑制させる働きがあります(※2)。

② 睡眠の質との関係

光の質について検討した研究(※3)では、明るさが同じでも、青白い光や白っぽい光は、白熱電球のような暖色系の光と比べて、覚醒作用が強いことが証明されています。

青い波長の光はスマートフォンや携帯電話、パソコンからも出ています。快眠のためには、夜は使用をできるだけ避けたいものです。

③ 色に対する心理的反応

青色の光は、防犯や自殺抑止にも効果があると期待されています。英国・グラスゴー市で、青色の街灯にしたところ犯罪が減少したという報道、また青色灯の設置後に列車への飛び込み自殺が約84%減少したという研究(※4)が根拠になっています。

これらには、「青色が気持ちを落ち着ける」という心理的イメージが作用していると推測されますが、本当に色の効果なのか、科学的には解明されてはいません。しかし、色が私たちの心理に何らかの影響を及ぼしていることは確かなようです。

ほかにも、部屋の色が「好きな色」の中で作業を行うと、作業成績が高く、また心身の自己評価もよく、疲労感が少ないことがわかっています(※5)。

このように、私たちの誰もが無意識のうちに色の影響を受けています。毎日をより楽しく元気にすごすために、色が持つイメージを暮らしの中にうまく取り入れていきたいものですね。

出典
※1:日本経済新聞:2011年12月5日(電子版)
※2:東工大HP「 Science Techno」:図る~色と食欲の関係~
※3:厚生労働省:健康づくりのための睡眠指針2014
※4:東京大大学院経済学科・沢田康幸教授の研究
※5:東海学園大学心理学科・高橋晋也教授の研究

 
 
このページのTOPへ


(C)2004 saitama-kokuhoren