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2015年8月のトピックス どこからくる? その肩こり

写真私たちが日常生活で自覚する症状の中で肩こりは、女性で1位、男性では腰痛に次いで2位の悩ましい症状(厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」)。かつて、肩こりの多くは原因がはっきりしませんでしたが、さまざまな研究により解明が進みました。今回は、最新の知見と、セルフケア法をご紹介します。

■ わかってきた! 肩こりの原因① 「首の異常」

首の骨である頸椎(けいつい)は、7つの椎骨(ついこつ)からできていて、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割をする椎間板と呼ばれる軟骨があります(※1)。また、頸椎の前後にある靭帯(じんたい)が、筋肉とともに頸椎を支えています。人間の頭の重さは体重の約10~13%といわれますから、この頭を支え、動かしている首には日頃からいかに大きな負担がかかっているかがわかります。

椎骨や椎間板、靭帯は、加齢や生活習慣によってすり減る、形が変わるなどの変形が生じることがあります。その結果、首(頸椎)から肩・腕に向かって走る神経や血管が圧迫され、肩に痛みやこりを感じます。

■ わかってきた! 肩こりの原因② 「筋肉の疲労」

人の体の中で、骨がぶら下がる構造をしているのは腕だけです。人間の腕は、片腕が約3~4kgですから両腕で約7~8kgになります。重い腕を引っ張り上げつつ、首も支えている肩周囲の筋肉には常に大きな負荷がかかっています。この筋肉の疲労がとれずに蓄積すると、肩こりを引き起こしてしまいます。

■ わかってきた! 肩こりの原因③ 「神経・血管」

肩周囲の筋肉の間には神経や血管が走っています。神経が筋肉の緊張などによって圧迫される・引っ張られることで肩こりが起こります。また、血管が圧迫されると筋肉へ酸素や栄養を運ぶ血流が不足するため、筋肉疲労が解消されずに、こりを生じます。

■ 簡単セルフケアで肩こりを予防・改善

セルフケア①

肩への負担を軽減しよう:日頃の生活環境、行動、クセなどをチェック!

チェック・ポイント 改善ポイント
猫背・前かがみである 背筋をまっすぐに伸ばし、頭を前に出さず、あごを引いてできるだけ首を伸ばし、頭が天井から引っ張られている感じで立つ
長時間同じ姿勢でいる こまめに休憩をとり、肩や体を動かす
ショルダーバッグはいつも同じ側の肩にかける
  • かけ方:意識的に左右をかけかえる
  • 選び方:なるべく軽い素材、肩ひもが肩から滑りにくい、自然な姿勢で肩にかけられる物を選ぶ

セルフケア②

運動しよう:肩を動かして筋肉の緊張をやわらげ、血流を改善!

肩こり体操(※2)などで肩を動かすと、筋肉の緊張がほぐれ、神経・血管への圧迫も軽減します。また、体操で筋肉がつくと、血流がよくなるので肩こりを防ぐのに役立ちます。

全身運動であるラジオ体操や水泳も、肩を大きく動かすのでおすすめです。運動する時間がない人も、近所の買い物なら徒歩で行く、エレベーターを使わず階段にするなど、日常生活の中に体を動かすチャンスはたくさんあります。運動で血流を改善し、肩こりしにくい体をつくりましょう!

※1、※2:「頸椎の構成」「肩こり体操」
(出典)一般社団法人 日本臨床内科医会「わかりやすい病気のはなしシリーズ47肩こり(PDF)

 
 
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